今日は看護師国家試験を受けるときに試して欲しいちょっとしたコツについてお伝えできればと思います。この情報は役立つ人もいれば、あまり役に立てない人もいると思うので、さらっと読んでもらえたらうれしいです!!
看護師国家試験とは
まずはほとんどの人が知っていると思うけれど看護師国家試験の構成について説明します。
看護師国家試験は午前120問、午後120問で構成されています。
この120問のうち最初の25問が必修問題、最後の30問が状況設定問題です。
必修問題は午前、午後合わせて50問のうち、8割つまり40問を正解しないと、それだけで不合格になります。
一般問題はその年度によってボーダーラインに変動はありますが、一般的には7割取れれば合格できると言われています。
午前、午後の問題の最後30問は状況設定問題です。この問題は1問2点と高配点になっています。
国家試験について知っておいて欲しいことはこれくらいでしょうか。
合格するためのコツ
まずは必修問題ですが、これは8割とるしかない!!これはコツとかそんなものは全く無くて、とにかく必要な知識を頭に入れて解けるようにならなければいけないです!
コツが必要なのは一般問題です。
一般問題は午前、午後ともに95問とかなりのボリュームがあります。しかも必修問題を25問解いてからの95問の一般問題が待ち受けているわけです。これなかなかヘビーですよね。しかも看護師国家試験は午前2時間40分、午後2時間40分とかなりの長丁場です。途中休憩をはさむとはいえ、5時間20分をずーっと全集中はできません!!でも必修8割、一般7割というまあまあの正答率を求められるわけです。
ここで問1から順番に真面目に解くという人はどれくらいいるでしょうか?
何も考えず、ただただ1問目から解いていますか?
看護師国家試験は問題数も多いうえかなり時間も長いです。当然集中力は絶対に途中で途切れます!そういう時に、ケアレスミスをしてみたり、問題を読み間違えたりということが起きてしまいます!そこでどう対策をするのが良いでしょうか?
これは実際に私が国家試験の添削指導をしていて試した方法なのですが・・・
得意な問題から解く
これを試してみて欲しいです!
看護学生さんなら模試を解いていたり、既卒生さんでも、過去問を解いたりして、自分がどの分野が得意なのか、点数が良くとれるのかを知っていると思います。その自分が得意としているところから解くのです!
そしてもう一つ!状況設定問題が苦手でないならば、状況設定問題ははじめのうちに解くのがオススメ!
なぜかというと、状況設定問題は文章量が多いうえに、情報量も多いです。ですが、問題によっては知識を必要としない、正しい声かけや看護師としての対応を問われる問題も多いです。さらに状況設定問題は点数が1問2点と高配点なんです!つまり状況設定問題を脳が疲弊する前に解いておくのがオススメ!
これらのことから私がオススメする問題を解く順番は
必修問題→状況設定問題→一般問題
です!!この方法をオススメして一般問題の得点率が50%台から70%へ上昇した子がいます!
問題を解く順番だけが得点率アップの要因というわけでは無いですが、高配点の問題を脳が疲弊する前に解いておくというのはかなり有効な方法だと思います!!
一つだけ注意事項を説明しておくと、この方法にはデメリットが1つだけあります。それは、マークミスです。問題を1問目から順番に解かないということは、マークシートに上から順番にマークしないということです。マークする場所を間違えるという悲劇だけは起こさないよう、しっかり問題番号とマークする場所の確認はしましょうね!これだけ気をつけてくれればかなりオススメの方法ですよ!!
まとめ
今日は看護師国家試験を解くときのコツについて説明しました。国試の点数を上げたいとき、知識を増やすだけが方法ではないんです。問題を解く順番を変えるだけで点数を上げられるということを知ってもらえたらうれしいです!!
質問、ご意見、なんでもどうぞ!mailto:caipingye60@gmail.comまでお気軽にメールをくださいね!
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